1日10分で転倒を防ぐ!簡単バランストレーニング

イントロダクション

こんにちは、RehabMasterです!

リハビリシリーズ「1日10分で健康を取り戻す」も早くも3回目となりました。今回は、転倒防止に役立つバランストレーニングを紹介します。

高齢者にとって転倒は大きなリスクです。骨折や入院の原因となるだけでなく、「また転ぶかもしれない」という恐怖感が行動を制限し、生きがいを失うことにつながることもあります。

そこで、転倒リスクを減らし、自信を取り戻すために効果的なトレーニングをたった10分でできる形でお伝えします!

1.転倒が起こる原因とは?

転倒の原因は以下のような要因が重なっています:

1. 筋力低下: 特に下半身の筋肉が弱まることで、立つ・歩く動作が不安定に。

2. バランス能力の低下: 年齢とともに平衡感覚が衰え、姿勢を保ちにくくなります。

3. 反射神経の低下: 突然のバランス崩れに対応できなくなる。

4. 環境的要因: 滑りやすい床、段差、照明不足などの外的要因。

これらの要因を改善するために、今回はバランス能力と筋力を同時に鍛えるトレーニングを紹介します。

2.転倒防止に効果的なバランストレーニング

a) 片足立ちエクササイズ(バランス感覚を鍛える)

方法:

1.壁や椅子の背もたれなど、支えになるものの前に立ちます。

2.両手を腰に当て、片足を床から5〜10cm持ち上げます。

3.10秒間キープし、ゆっくり足を下ろします。

4.反対の足でも同じ動作を行います。

5.反対の足でも同じ動作を行います。

ポイント:

・初めは壁や椅子に手を添えながら、慣れてきたら手を離す。

・視線は遠くの一点に集中するとバランスが取りやすい。

効果:

・平衡感覚の向上。

・足首から太ももの筋肉強化。

b) サイドステップエクササイズ(下半身の安定性を高める)

方法:

1.椅子や壁を前にして立ちます。

2.ゆっくり右足を横に1歩踏み出し、左足を揃えます。

3. 同じ動作を左側にも繰り返します。

4. これを左右交互に10回行います。

ポイント:

・動作はゆっくりとコントロールしながら。

・足を大きく開きすぎないように注意。

効果:

・股関節周りの筋力を強化。

・側方へのバランス感覚を改善。

c) タンデムウォーク(前後方向のバランス感覚を鍛える)

方法:

1.狭い廊下や壁際を利用して、1歩ずつ足を前後に揃えるように歩きます。

2. つま先が後ろの足のかかとに触れるように、一歩ずつ慎重に進みます。

3. 5歩進んだら、同じように後ろ向きで戻ります。

4. これを3セット

ポイント:

・視線を遠くに向け、焦らずゆっくり行う。

・壁に手を添えられる位置で行うと安全。

効果:

前後方向の安定感を向上。

・姿勢のコントロール力を強化。

3.継続のコツ

1.毎日の習慣に取り入れる

• 朝のルーティンや夜寝る前の時間に、家族と一緒に取り組むと楽しく続けられます。

2. 進捗を記録する

• 初めは10秒間しか片足立ちができなくても、少しずつ時間を延ばしていくことがモチベーションにつながります。

3. 安全第一で行う

• 必ず支えになる壁や椅子の近くで行い、無理はしないこと。

4.おすすめサポートグッズ

バランスボード: バランス能力を効率的に鍛えることができます。

滑り止め付きヨガマット: 安全にエクササイズを行える環境を作る。

フィットネスバンド: 下半身の筋力をさらに強化したい場合におすすめ。

※おすすめ商品リンクは後日追加予定です!

5.次回予告:高齢者の反射神経を鍛える!安全運転をサポートする簡単トレーニング


次回の記事では、最近よく見かける高齢者の車の事故について、反射神経を鍛えて、事故のないようにするトレーニングを紹介します。お楽しみに!

まとめ

1日10分のバランストレーニングで、転倒リスクを減らし、自信を取り戻しましょう!小さな一歩が、大きな変化につながります。

「健康と安心は、日々の積み重ねから。」

一緒に健康で生きがいのある生活を目指していきましょう!

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